ここ数年のHONDAには、ファンをワクワクさせるようなNewsがまるで無い。「イノベーションの危機」ってのは、まさにHONDAのことではないか?
TOYOTAは86(ハチロク)をreleaseし、そのコンセプトやGT5との連携機能は聞いているだけで楽しい。
日産もSNSをしつこいまでにPRしている(「最強ブランドはSNSで作る」、「編集長は鈴木おさむ」)し、24 heures du Mans にはヘンテコなマシンを出してきた。楽しい。
反して、HONDAは2度のF1撤退やNSX、S2000の生産終了が強い印象として残り、ダカールラリー2輪部門への参加も霞む。また、レースに参加するだけでは、motor spotrsに興味のない人にはappealが無い。
MAZDAも、sky activeはすごいと思うけど、「ロータリーの火が消えた」って…。「時代の変化」だけでは説明できない、落日の印象が強い。
日本の企業って、半導体でも、パソコンでも、携帯OSでも、家庭用テレビでも、高機能を引っさげて、出だしは良いのに、世界標準にはなれずに、de facto standard となった海外製品に駆逐されてきた。クルマも韓国や中国、インドに駆逐されちゃうのでしょうかね?
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・第1回:忍び寄るイノベーションの危機 - ものづくりとIT - Tech-On! [2012/07/02]