じょもらな日々

電脳硬化症気味な日記です。まとまった情報は wiki にあります。

2014.1.23 (Thursday)

at 22:39  

調和と安定を基とした福祉社会の実現は可能か?   [時事]

細川氏「大量生産、大量消費、経済成長第一でいいのか。欲張りな資本主義ではなく、心豊かな成熟社会に転換すべきだ」

という主張は、酷評されることが多いようですが、私、大局的には大賛成なんです。

 経済成長、規模拡大を前提とした国家政策というのはまさにインフレ的で、sustainableな未来が描けないと思うんです。いつかは落ちる。更には、自国はそれでよくても、世界全体ではどこかでtrade offが発生しているようにも思いますしね。
 現在、地球人口がどんどん増えて、資源や食料の不足が進行しています。「21世紀中には飽和して、人口が減少に転じる」という予測もありますが、そうなった場合は、継続的な社会に対してかなり深刻な悪影響が発生しているはずです。

 文明度や科学技術は進化・向上させつつ、生活規模は維持、もしくは縮小できたら好いのでは、と思うのです。「大英帝国からイギリス連邦への変遷」が近いのかなぁ…。

 課題なのは、そうした方向性を実現可能なプランが誰にも描けていないこと、なんだろうと思います。夢物語でしか無い。
 そして、理想の夢物語を、具体的な実現案に変えるのが、世界政治のお仕事なのでは?

[元記事]
痛いニュース(ノ∀`) : 【都知事選】 細川元首相 「脱成長を目指していく」 - ライブドアブログ [2014/01/23]
「持たざる国」の教訓を学ばない日本:日経ビジネスオンライン [2014/02/21]


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