日々、CATV等で録画したmovieをH.264/MPEG-4 AVCに変換して保管していたりするわけですが、MediaCoderがH.265に対応してからしばらく経ちますし、そろそろ検証してみようかという気になりました。
Core i7のPCで、MediaCoder 0.8.30.5622(x265.exe: HEVC encoder version 1.0+106-73e8188a48cabe33) を使って、名探偵コナンのオープニング動画をtranscodeしてみたのですが…。
結果からいうと、まだまだ使いモノにならん、と。(^^;;
まず、画質。
Presetは"Very Slow"のまま、Tuneを"Normal", "PSNR", "SSIM"のいずれに指定しても、block-noiseというか、色情報が明らかに間違っている大きめのブロックが目立ちます。
そして、実行速度。
H.264だと、ほぼ等速(x1.0)にtranscodeできるmovieと設定が、H.265だと、20分の1(x0.05)になってしまいます。
確かに、変換後のfilesizeは、H.264と比べて半分になっているようですが、meritはそれだけ。
iPad miniのAir Videoでも観られないし、まだまだだなぁ、と。