DVD Forumは、昨年11月にStreeming Committeeで次世代DVDの規格として承認されたHD(High-Definition) DVD-ARWの仕様を認めたらしいですね。これで、ディスク型記録メディアの容量は2005年にオーダーが１つ上がって、read 30GB, write 20GBになるんでしょう。
東芝・NEC等は計画通りにコトを進めるでしょうが、ソニー・松下・HP・DELLなどのBlu-ray Disc陣営はどうするのか、選択を迫られているって事ですね。敵対関係が明確で激しかっただけに、同調する気はあるのか…、市場放棄か…、あくまで独自路線でシェア勝負するつもりなのか…。
でも、そろそろユーザのことを第1に考えて欲しかったりします。どっちの規格にも長所・短所があるのでしょうけど、使う側からすると、そんな差異よりも規格の乱立の方が心配ですし。今だって、DVD±R(W,AM)とか、どうしてそんなに分かれちゃってるんですか(++
っていうか、容量増えたところで、最初は売れないかもしれませんし。2時間の映画やなんかは現状のDVDに収まってるんで、次世代DVDの当面のターゲットは、今以上の品質を希望するユーザになるわけでしょ？それってどのくらいの市場なんでしょ？たいして大きくないと思うのですけど…。
ところで、HD DVDの動画圧縮技術として、H.264とMPEG-2、MicrosoftのVC9が定義されたそうですね。Microsoftはライセンス料目当てでうれしいでしょうが、実際普及しそうなのはH.264じゃないのかなぁ…。MPEG4より高圧縮で、人間工学的に画質もいいってことで、技術的には最もうれしい規格であるように思います。
