日経BPnetには、「無償ツール『VMware Converter 3』を発表した」とあるが、Vmware.comではβ版扱いになっているし、Webサイトから直接Donwloadできるのは「VMware P2V Assistant 2.1.2」である。
とにかく、「ダウンタイムなしで物理マシンから仮想マシンへの変換が可能になった」「リモートからクローンを作成できるようになった」っていうのが真実であれば、これもInnovationですよねぇ…。ダウンタイムがないのであれば、数多くの企業内サーバのバックアップにこのツールを用いることが検討されるでしょう。このツールとVMware Serverがあれば、無償で運用できる。さらに、VirtualCenter があれば完璧。
VMwareには驚かされることが多い。以前にVirtualCenter の発表時にも、「稼働中のVMwareイメージを、稼動させたままで、別筐体への移動が可能」なんて言われて、その真偽を疑いましたもんね。MACアドレスの切り替えタイミングはどうすんだろ？とか、稼働中に変更になったデータ（クラスタ？）はどうすんだろ？とか…。
仮想化技術は今後も市場拡大、技術革新していくんでしょう？ でも、どっちかというと、その基盤は、アプリケーションからインフラ寄りにシフトしているように思われます。できれば、そっちの方面にも、VMware社が影響力をもって、ユーザ本位なシステムが生まれてくるとうれしいな、と思う今日この頃。
